有料老人ホームの土地や建物などに投資するリート(不動産投資信託)の運用が、28日始まっ た。「日本ヘルスケア投資法人」で、入居料から収入を得る。老人ホームなどに特化したリート(ヘルスケアリート)が、実際に運用を始めるのは国内初。ほか にも大手銀行などが計画していて、今後拡大しそうだ。
 日本ヘルスケアは、大和証券グループ本社の不動産運用子会社が1月に設立。国内外の機関投資家からの出資や銀行からの借り入れで約90億円を集めた。

神奈川県や大阪府、北九州市など計6地域で、介護付きや住宅型の老人ホーム計8施設を投資ファンドから購入した。
運営は民間の介護事業者に委ねる。今後は施設を買い増して規模を拡大。
秋以降に東京証券取引所に上場して、一般の投資家からも資金を集める方針だ。
 ヘルスケアリートは、三井住友銀行や新生銀行なども準備している。高齢化社会にともなう成長分野で、将来は病院などにも投資先が拡大すると見られる。
以上。

金融庁先行に、国交省は高齢者や入院患者らに不利益がないように、運用会社が守るべき指針を来年度中にまとめる予定だと後手後手の対応。厚労省はどうなった?

ハゲタカ投資会社は、所詮老人ホームの運用益だけが目的。これまで日本を支え・造ってきた今ではヨボヨボになった老人たちから有り金全部どころかカスミまで巻き上げる算段だ。
アメリカの先を行く新自由主義経済となってしまおうとしている竹中平蔵がリードするハゲタカ経済の日本、どこへ行こうとしているのだろうか。

安倍さんも麻生さんも所詮、大金持ちの特別なお坊ちゃまたちだ。
麻生さんには、特にセメント業界は頭が上がらないだろう。老人ホームがジャンジャン建設され、ゼネコン・セメント業界はシメシメ。建設技術労働者は足りないというのに。また、こうしたリートができたならば、これまで老人ホームの新たな建設規制は、大幅に見直されることになろう。規制緩和の大合唱の下に。