30日朝、日本最南端の沖ノ鳥島近くで作業員16名が海に投げ出され、5人が死亡、2人が行方不明になった。
工事名 沖ノ鳥島港湾係留施設築造他工事
請負者 五洋・新日鉄住金エンジ・東亜特定建設工事共同企業体
工 期 平成25年8月21日~平成26年9月30日

国交省によると、事故のあった桟橋は完成すれば長さ100メートル(桟橋5台連結)、幅30メートル。全長130メートルの大型海底調査船を横付けして荷物が積み下ろしでき、周辺の海底に眠るとされるニッケルや白金などの調査拠点となる桟橋建設であった。
工事を発注した国交省関東地方整備局港湾空港部の松永康男部長は、 「ひっくり返ることは想定していない。ひっくり返らないように設計している」と「想定外」だったことを強調、「何らかの原因で偏った荷重になった可能性がある」としている。
以上、

多くの死者・不明者を出した事件となっているが、当然着用しているはずの救命胴着は着用していたのだろうか。
かなり高い棒を4本もおっ立てて移動させようとするならば、バランスを崩すリスクは非常に高くなり、実際の海でそのリスクを犯しただけだ。机上では想定外だろうと潮の流れの速い海では想定内の人災だろう。
作業工程に問題があったと思われる。四隅の棒は桟橋設置後の取り付けが当然だろう。
  図は朝日新聞等参照
 

沖ノ鳥島桟橋設置工事