米テキサス州の発電事業者の電力大手エナジー・フューチャー・ホールディングス(EFH、本社:テキサス州)は29日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法)の適用申請し、経営破綻した。

負債額は約400億ドル(約4.1兆円)。

EFHは、テキサス州の約150万世帯に電力を供給しており、破綻後も事業を続けながら経営再建をめざす。

すでに、金融機関等大口債権者らに借金の一部を免除してもらうことなどを骨子とした再建計画案をまとめており、11ヶ月以内に再建手続きを終える見込み。

税金まで投入する護送船団方式の日本では考えられないことだが、電力の自由化が進んでいるアメリカでは有りだ。