米国土安全保障省は28日、ハッカー攻撃にさらされる危険があるとして、マイクロソフトの閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」を使わないよう警告を発し、代替ソフトの使用を呼び掛けた。
 米当局によると、バージョンが「6」から「11」までのインターネット・エクスプローラーが攻撃を受けた場合、大きな危険につながる恐れがあるという。
 ハッカーグループが上記バージョンのIEのバグ(不具合)を探している。
日本の大半のユーザーが使用しているインターネット・エクスプローラーが該当する。

マイクロソフトは26日、同ソフトのシステムの脆弱さを狙った攻撃を受けていることを確認、侵入に成功したハッカーは、正式なユーザーと同じ権限を持ち、コンピューターをコントロールすることが可能になり、パソコンが乗っ取られると発表した。
同社のウェブサイトで、インターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」のアップデートを予定していると発表しているが、いつアップデートするかは言及していない。対策用のアップデートソフトはまだ作成もされていない。

また、今回アップデートされてもXPは対象外、世界のPCのうち、まだ15~25%がウィンドウズXPで動作しているとみられている。XPは特に狙われているとされている。
以上。

主なウェブブラウザとして、Mozilla Firefox, Google Chrome, Internet Explorer, Opera, Safari 等がある。
 FireFoxが、起動、検索などExplorerよりすべてに早い。