アメリカ司法省は、トヨタ自動車グループの愛知県の部品メーカー「豊田合成」が自動車用のホースなどの販売で価格操作に関わっていたことを認め、日本円で約28億円の罰金を支払うことで合意したと発表した。
「豊田合成」は、自動車用のホースやエアバッグなどの部品の販売で、2003年から2010年にかけて、ほかのメーカーとともに価格を不正に操作するカルテルに関わっていたという。

会社側も関与を認め罰金として2600万ドル(日本円で約28億円)を支払うことで合意したという。
アメリカ司法省は、日本の自動車部品メーカーを中心にした価格操作の捜査を続けていて、これまでに29社が関与を認めたほか、会社幹部ら43人が訴追され、罰金の総額は約24億ドル(約2600億円)に達している。
日本から巻き上げるのが上手な米国様。