元乗鞍高原温泉スキー場経営の乗鞍観光(株)(長野県松本市安曇4294-3、代表清算人:中澤隆司)は、申請処理を野村尚弁護士(電話0263-33-6666)ほかに一任し、10月20日長野地裁松本支部において、特別清算手続きの開始決定を受けた。

負債額は約13億円。

同社はスキー客の大幅減少から経営不振に陥り、金融機関主導の再建スキームにより会社分割、スキー施設の事業を新会社に譲渡し、同社は整理されることになっていた。
旧「乗鞍高原温泉スキー場」の呼称は、現在は「Mt.乗鞍スノーリゾート」となっている。
都心のバスセンターでは、バブル時代には週末の夜ともなると、スキー場へ走る貸し切りバスが長だの列を作っていた。今は昔。