日産化学工業株式会社は、高コレステロール血症治療剤rリバロ」の後発品製造販売会社であるキョーリンリメディオ株式会社、株式会社三和化学研究所 に対し、当社が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を2月25日付、大阪地方裁判所に提起したと発表した。

な お、同社は、2013年12月25日付でダイト株式会社、持田製薬株式会社、小林化工株式会社、MeiiSeikaファルマ株式会社、東和薬品株式会社、 鶴原製薬株式会社、科研製薬株式会社、2014年1月15日付で相模化成工業株式会社、日医工株式会社、寿製薬株式会社、2014年2月13日付で株式会 社陽進堂、日新製薬株式会社、日本ケミファ株式会社、2014年3月4日付で沢井製薬株式会社に対し、同様の訴訟を提起しており、今回が5回目の措置とな る。
今後も、当社はrリバロ」に係る知的財産権を侵害する行為または侵害するおそれのある行為を確認次第、直ちに法的措置を講じるものとしている。

■リパロについて

「リバロ」は、日産化学工業株式会社が原薬を創製、製造し、興和株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:三輪芳弘以下「興和」)が独占的にグローバル展開(開発、製剤製造、販売、他社提携など)している医薬品。
国内では、興和が商品名「リバロ錠1mg・リバロ錠2mg・リバロ錠4mg一『リバロOD錠1mg・リバロOD錠2m呂・リバロOD錠4m呂」として製造販売し、興和創薬株式会社が販売しています・本医薬品は、強力なLDLコレステロール低下作用を示すHMG-CoA還元酵素阻害剤としてストロングスタチンに位置づ[ナられ、その優れた脂質異常改善効果以外にも数多くの知見により、長期使用での安全性、薬物相互作用発現の低減、糖尿病合併時の有用性等が確認され、日本国内をはじめ海外でも多くの脂質異常症患者向けに処方されている。

以上、プレスより