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去年の9月に話題になった「JR北海道が基準を超えた幅のレールを放置してきた問題」の所為で噴出した、過疎にともなうJR北海道の慢性的な赤字体質。

13年3月期の鉄道事業での売上高は777億円だったが、営業費用は1112億円。335億円の営業赤字を計上している。10年3月期の営業赤字が275億円、11年3月期が285億円、12年3月期が334億円と、赤字幅は拡大する一方だ。
赤字拡大する一方のJR北海道 それでも「倒産」しないカラクリ

会社としては破産してもおかしくないレベルだが、なぜ破産しないのか?

経済評論家の三橋貴明さんが動画で詳しく説明している。

以上、

過疎地が多く最初から儲けが望めないため、民営化にともなうコスト削減で新しい人材と技術が循環しない負の回転に陥っているという説明である。
こういう過疎で利益が望めない採算度外視の公共交通機関はかなりの公的な補助がないと続けられないだろう。

JR北海道は経営的にいえば実質的には破綻しているといっていい。

安全のために何をすべきかは誰もが見えている。

行政も身内以外にはコストカットが厳しいので難しいが、後は国がどう対処するかにかかっている。