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戦国時代の天正年間創業の蒲鉾店「美濃屋」の(株)美濃屋吉兵衛商店(神奈川県小田原市成田944-6、代表:鈴木吉兵衛)は1月28日、申請処理を米山安則弁護士(電話045-640-0675)に一任して、横浜地裁小田原支部へ民事再生法の適用申請をおこなった。

 負債額は約30億円。

結婚式に紅白の蒲鉾が引出物としてなくなり、水産練物品の市場縮小や同業他社との競争激化が進み、以前は20億円以上あった売上高も2014年3月期には11億円台まで落ち込み、借入金も多く、経営不振に陥っていた。抜本的な再建を目指すため今回の措置に至った。

金融機関の債権カットにより、現状の売上高まで経営をスリム化しバランス経営ができれば、450年前創業という老舗ブランド力もあり再生は可能だろう。