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米 国立衛生研究所によると、米国では肥満者が爆発的に増えている。肥満の割合は、1960年には成人人口の13%に過ぎなかったが、2003-04年には 34%に増加した。下記資料によると健康に気を使い出し、最近の調査では少し肥満割合が減ったようで31.8%になっている。

肥満・過体重と健康の関係は、心臓病、2型糖尿病、がんなどの病気の発症と深い関連があり、医療費の増加に影響しているという。
 
日本食ブームが世界を席巻している。やはり健康=肥満と直結しているようだ。確かに体重が減れば、体が軽くなり、動きもよくなり、更に運動もするようになる。日々の健康に対する意識の問題がすべてなのだろう。
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メキシコは、元々タコスなどのファーストフード店がいっぱいあったうえに、米型ファーストフード店の来襲が、肥満に火を注いでいるようだ。
 
何かと問題とされるマクドナルド、日本でもアメリカでも、いろいろ食の問題を発生させ、業績を悪化させている。しかし、大きなトレンドとしてもファーストフードが健康面から敬遠されてきているのも確かなようだ。
・・・味の濃さ・油が問題、油類でもナッツオイルが見直されているが高い。
 
<笑い話のような本当の話>
見事№1に輝いた肥満大国メキシコ、首都メキシコ市では2015年1月下旬、スクワット10回と引き換えに地下鉄の無料券を配布する取り組みが始まったと報道されている。
市内数十ヶ所の駅に、スクワットを10回すると消費カロリーが表示され、無料券を発券する器具を設置。先着8万人には歩数計も配布するという。
 メキシコでは成人の7割、子供の3分の1近くが肥満とされ、この割合は米国をも上回る。保健当局幹部は「肥満は公衆衛生上の最大の問題」と強調している。
 
さて、あなたの肥満度は、
BMI=体重kg ÷ (身長m)2
標準体重=22×(身長m)2
 もっとやさしい算式では、
BMI   =体重㎏÷身長m÷身長m
標準体重=22×身長m×身長m
 身長は少数点2位まで必要・・・1.70m=170cm
 
<肥満度数>
低体重
18.5
普通体重
18.5~<25
肥満1度
25 ~<30
肥満2度
30 ~<35
肥満3度
35 ~<40
肥満4度
40
 
肥満度チェック表
 
身長
155cm
160cm
175cm
 
身長係数
2.402
2.560
3.062
低体重
18.5
44k未満
47k未満
56k未満
普通体重
18.5≦~<25
44~57
47~61
56~73
肥満1度
25≦ ~<30
60~72
64~74
76~88
肥満2度
30≦ ~<35
72~81
76~87
91~104
肥満3度
35≦ ~<40
84~93
89~99
107~119
肥満4度
40
96~
102~
122~
 
米国立衛生研究所は、BMI値が25.0~29.9を“太り気味”、BMI値30.0以上を“肥満”、そしてBMI値35以上を“重度の肥満”とし、同所の栄養疫学班は、「肥満2度以上の死亡リスクは、普通体重の人の2~3倍」と公表している。
 
肥満
 
『Fitness Frenzie』による肥満国ランキングによると、肥満大国ランキングは次のとおりとなっている。以下、IT MAMA参照
■1位:メキシコ
世界一の肥満国はメキシコ。
食べ物は本当においしいですが、残念ながら不健康なものばかり。その上、おびただしい数のファーストフード店の来襲が災いし、アメリカさえも抜かす結果となりました。
なんと、肥満人口は32.8%にも上ります。3人に1人が肥満状態にあるとは、驚きですよね!
■2位:アメリカ
アメリカが肥満大国、31.8%で第2位にランクイン!現在、米国の成人の3分の2は“太り気味”か“肥満”。さらに気がかりなことに、女性の17パーセントおよび男性の11パーセントは“重度の肥満”とみなされています
 
■3位:ニュージーランド
風光明媚な景色の広がるこの国に、太った人がいっぱいなんて想像できません。しかし、ニュージーランド人とアメリカ人の平均体重はほぼ同じで、ニュージーランド人口の26.5%もが肥満です。
「もっと外に出て、美しい自然を楽しめばいいのに」と思わずにはいられません。「もう飽きた」なんてことはないと思いますけどね!
■4位:チリ
おいしい料理とワインの国チリなら、ちょっと食べ過ぎてしまう気持ちも分かるのでは? しかし、人口の25.1%が肥満というのは、多すぎですよね。
■5位:オーストラリア
日がさんさんと降り注ぐビーチに囲まれたこの国が、肥満大国の第5位にランクインしているとは驚きですね。
なぜかというと、オーストラリア人の四分の一近く、24.6%が実は肥満なんです。オーストラリア政府は肥満率低下を画策していますが、成果はさっぱり……。
■6位:カナダ
カナダでは肥満率が急上昇中です。現在は24.2%で、州によってはさらに高い率になっています。
そしてカナダも、どこを向いてもファーストフード店、という国の仲間入りを果たしてしまいました。
■7位:イギリス
イギリス全土の肥満率も同じく23%。ある調査によれば、これは生活の近代化が原因のようです。調理済みの食材が、不健康なものを中心に増えています。つまり、ファーストフード店が街に続々と現れているのが問題ということです。
■8位:アイルランド
天気の悪さで有名なアイルランドでは、外に出て運動する機会が少ないのです。代わりに家の中で座り込んで、グレービーソースをかけた肉やジャガイモをモグモグ……。
でも、仕方がないんです。寒いんですから! おかげで肥満率は23%という結果に。
■9位:ルクセンブルク
西ヨーロッパの小さな国ルクセンブルク。この国の住民が太り、肥満人口が22.1%に上ったのは、それほど不思議ではありません。
なぜなら、フランス、ドイツ、ベルギーに囲まれたルクセンブルクでは、周りの国々に影響された料理が楽しめるのです。
また、ルクセンブルクはワイン生産も盛んで、人口一人当たりのビール消費量は世界1位。そりゃあ、太るってもんですよ!
 
■10位:フィンランド
キャベツや魚、ジビエを使った料理が多いフィンランドで、何故か人口の20.2%が肥満という結果に。これは、しょっちゅう魚を揚げているのが問題かもしれません!
参照