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埼玉県警は10日、埼玉県住宅供給公社が発注した工事を巡り、公社元職員の吉田正太郎容疑者(61)が、予定価格を教える代わりにムサシ産業機械(株)(埼玉県熊谷市見晴町206)の丸橋克則容疑者から商品券を受け取ったとして逮捕した。
元職員は、自分が発注を担当していた工事以外にも、規模の大きい工事の予定価格を社内の情報システムで確認し、業者側に伝えていた疑いがあることが分かったと報道されている。

埼玉県住宅供給公社熊谷支所の主幹だった吉田容疑者は、平成24年の秋頃から1年余りにわたって、公社が発注した県営住宅の改修工事などの予定価格を教える見返りに、数十万円分の商品券をムサシ産業機械の社員から受け取った収賄の疑いが持たれている。

吉田元主幹がムサシ産業機械の受注額が増えるよう担当外の規模の大きな工事についても便宜を図っていたとみて、関係箇所を家宅捜査し詳しい経緯を調べている。
以上、

吉田容疑者は、昭和54年4月に埼玉県住宅サービス公社技術職員として入社しており、平成26年3月定年退職している。なんと浅はかなことをしたのだろう。退職金の返還請求を受ける可能性もある。