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1864年創業の老舗蔵元の寿喜娘酒造(有)(福井県越前市大滝町25-23-3、代表:三田村有夏)は27日営業停止、事業停止する方針を固めた。
負債額は約14億5千万円。
同社は売り上げ不振から2年前に自前醸造を中止、外注しながら在庫の処分を進めていた。正社員4人は25日付で解雇、事後処理は弁護士に一任する予定、3月中旬まで残務整理を続ける。

同酒造については、武生信用金庫の不適切融資先として、前理事長らに対し裁判を起こしている。同酒造に融資をしていた武生信金と出資者である会員は、同酒造への巨額融資が不適切だったとして同信金の前、元理事長に対し損害賠償を求める訴訟を起こしている。

売上規模2~3億円、大きな施設を作れば別だが、融資額=負債額が大き過ぎる。老舗だったらことから少しの蓄えもあったはずだ。同社の経営者が武生信金の元理事長らと仲良く遊んでいたのだろう。