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2015 年2 月の訪日外客数は、前年同月比57.6%増の138 万7 千人で、これまで2 月として過去最高であった2014 年(88 万人)を50 万7 千人上回っただけでなく、2014 年10 月の127 万2 千人をも上回り、年間を通じた単月としての過去最高を記録した。また、2014 年3 月から12ヶ月連続で、月間の訪日外客数が100万人を突破した。
ビザの緩和、消費税免税制度の拡充、円安の継続や、これらを契機とした訪日プロモーションが訪日外客数の拡大に繋がり、とりわけ中華系人口の多い市場での旧正月休暇における訪日が促進された。
※旧正月休暇期間は、国・地域により異なるが、2014 年は1 月下旬~2 月上旬、2015 年は2 月中旬~下旬であった。中国の2015年の春節は2月19日から1週間。

市場別では、中国、香港が単月として過去最高を記録したほか、ロシアを除く19市場が2月としての過去最高を記録した。
なお、中国市場は35万9千人と、1月の韓国市場(35万8千人)を上回り、全市場を通じた月間過去最高の記録を更新した。
春の桜シーズンが始まる3月下旬以降は、桜の観賞を目的とした訪日旅行需要が拡大することが見込まれ、円安傾向の継続などの後押しもあり、好調に推移することが期待される。
 韓国のネット旅行代理会社では、桜見の日本観光予約がすでに昨年の70%増だと伝えている。

国・地域
総数  Total
 
2014
2015
伸率(%)
2015
伸率(%)
2
2
1月~2月
総数
880,020
1,387,000
57.6
2,605,400
42.8
韓国
231,502
321,600
38.9
679,700
39.6
中国
138,236
359,100
159.8
585,400
99.2
台湾
191,235
277,600
45.2
494,600
27.4
香港
64,809
109,400
68.8
197,100
53.6
タイ
34,334
44,000
28.2
88,800
44.4
シンガポール
10,370
16,300
57.2
28,100
32.2
マレーシア
14,109
19,300
36.8
31,600
12.6
インドネシア
6,527
8,100
24.1
17,800
30.3
フィリピン
7,495
14,200
89.5
28,600
71.7
ベトナム
7,419
9,500
28.0
21,800
54.3
インド
4,982
6,000
20.4
13,800
16.3
豪州
26,589
30,300
14.0
78,900
23.4
米国
52,016
59,200
13.8
121,300
8.5
カナダ
11,420
16,300
42.7
30,600
26.1
英国
14,835
17,800
20.0
32,800
13.9
フランス
8,882
12,000
35.1
22,000
22.1
ドイツ
8,954
9,800
9.4
18,100
10.9
イタリア
3,800
4,700
23.7
8,900
25.7
ロシア
3,423
2,800
-18.2
6,800
-11.8
スペイン
2,154
2,800
30.0
5,300
28.8
その他
36,929
46,200
25.1
93,400
20.5