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サッカーJ2・アビスパ福岡の新社長に株主のアパマンショップホールディングスの役員、川森敬史氏(49歳、東京出身)の就任が決まった。
この人事は、30日開かれたアビスパ福岡の株主総会を経て、正式に決定した。
川森敬史氏は、アビスパの筆頭株主の不動産業「アパマンショップホールディングス」の常務を務めている。
福岡市内で会見した川森氏は、「地域に根ざしスポーツ振興のきっかけとなるクラブを目指し、健全経営をしつつ勝ちにこだわっていきたい」と抱負を語った。
その上で、「現在の2倍の平均入場者数1万人に来てもらえるようチーム運営をしたい」と目標を掲げた。
以上、

川森新社長は勝利より銭が先のようだ。勝ち続ければ観客は自然に多くなる。

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<一昨年末の危機>
2013年末、選手・スタッフへの給与遅配が起きるなど、アビスパ福岡は深刻な経営危機に陥った。アビスパの危機を救ったのが、辛子明太子のふくやであった。そして鹿島アントラーズやJ1強化部長など歴任した野見山篤氏が社長に就任した。
しかし、福岡市民の思いとは裏腹に、ボロ儲かり地元企業である西部ガスや福岡銀行・西鉄などの既存株主が、追加融資や出資をしてくれず、資金繰りは抜本的な解決には至らなかった。

資金繰りや債務超過を解消するために、昨年9月22日約1億円の第3者割り当て増資をアパマンショップHD(実際はアパマン子会社のシステムソフトが引き受け)に対して行い、アパマンが筆頭株主になった。
そして、3月30日今回の定時株主総会で、筆頭株主のアパマンHDの川森常務が社長に就任、社長であった野見山氏は取締役に残り、若手の育成に当たるという。
アパマン総帥の大村氏(飯塚出身)は、欲を出さねば、今や不動産業界の孫正義になっていた人物。上場の魔力に取り付かれ、小倉興産の買収で酔いしれ、酔いつぶれ、前身の圓井研創では腹心の部下とも袂を分かち、リーマンショックで共に淘汰され、一昨年あたりから大村氏はやっと立ち直ってきた。バイタリティは人の100倍の持ち主だが、その勢いはまだ有しているのだろうか。

それにしても、アビスパは不甲斐なさが極地、まずは、攻撃も大事だろうが、守備陣を完璧にすることだろう。負けなければ上位に食い込める。ディフェンダーも生活がかかっており、才覚あるプロとして点を取られないように体勢を整えるべきだ。甘~い。
J2今節も3月30日現在1勝3敗、19位、得点4点、失点7点。気合だぁー!、負け込み、負け癖ができ、意気消沈しいっ放し。プロだぁ、プロだぁ。試合ですごいとサポーターから言われる選手に全選手が目指そうよ。

なお、3月30日までのほかの九州勢は、
J1のサガン鳥栖は2勝1敗、現在3位。
J2のV・ファーレン長崎は2勝1敗1分、現在5位
ロアッソ熊本は1勝1敗2分、現在9位
ギラヴァンツ北九州は1勝3敗、現在20位
大分トリニータは0勝3敗1分、現在22位(最下位)

情けないアビスパの戦績
年度
所属
試合
順位
2002
J2
44
10
12
22
8位 (12)
2003
44
21
8
15
4位 (12)
2004
44
23
7
14
3位 (12)
2005
44
21
15
8
2位 (13)
2006
J1
34
5
12
17
16位 (18)
2007
J2
48
22
7
19
7位 (13)
2008
42
15
13
14
8位 (15)
2009
51
17
14
20
11位 (18)
2010
36
21
6
9
3位 (19)
2011
J1
34
6
4
24
17位 (18)
2012
J2
42
9
14
19
18位 (22)
2013
42
15
11
16
14位 (22)
2014
42
13
11
18
16位 (22)
2015
42
 
 
 
位 (22)