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1日午後6時前、福岡空港で離陸のため滑走路に向かっていた羽田行きの全日空264便(ボーイング787型機、乗客327人)が、ブレーキ故障のため動けなくなった。
1本しかない福岡空港の滑走路は、午後6時20分ごろから約1時間半閉鎖され、発着便に影響した。
264便は、滑走路に至る誘導路を移動中、異常を知らせるメッセージが操縦室で表示された。駐機場に引き返そうとしたが、動けなくなったという。
この影響で、全日空は少なくとも12便の欠航を決定。日本航空も3便が別の空港に目的地を変更するなどした。

28日午後3時25分ごろ、大阪国際(伊丹)発新潟行き全日空1661便(ボンバルディアDHC-8-402型機)が、滋賀県甲賀市上空で右側エンジンの装置のランプが消え、異常を示した。 

同機は、伊丹空港に引き返し、同4時15分に着陸。乗客34人と乗員4人にけがはなかった。乗客は他の便に振り替え、折り返し便が欠航した。
異常を知らせるランプが消えたのは、雪などがエンジンに入るのを防ぐ装置の作動状況を示すランプ。着陸後の操作で正常に点灯したといい、電気系統の接触不良の可能性も含め原因を調べる。
以上、