春節の中国人たちの爆買により、２月の大手百貨店の免税品販売は、前年の約３～４倍と好調だった。

店舗全体でも、
三越銀座店は前年同月比２４．６％増、２５ヶ月連続増
大丸札幌店（札幌市）は１３．４％増、
大丸心斎橋店（大阪市）は１１．５％増、
高島屋新宿店（渋谷区）は７．８％増

外国人客が少ない地方店は苦戦が続いている。

全体の売上高は、
三越伊勢丹が４．０％増、首都圏三越伊勢丹計は７．０％増
そごう・西武が２．６％増、西武池袋本店は４．３％増。外国人売上は前年の約3倍
高島屋が０．１％増、高島屋単体（13店）は０．６％増
J.フロントリテイリングは、大丸松坂屋百貨店の合計売上高は2.5％増、博多大丸、下関大丸、高知大丸を加えた百貨店事業合計は1.6％増だった。Ｊフロントは６ヶ月ぶりにプラスに転じた。

エイチ・ツー・オー・リテイリングは、全社合計売上高は前年同期比1.1％増となった。内訳は、阪急本店7.7％増、阪神本店▲18.3％減、支店計2.3％増だった。