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環境省は、沖縄県八重山諸島の固有種「ヤエヤマイシガメ」について、中国への食材などとしての輸出の影響で大幅に減少しているとして、絶滅のおそれがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約に基づき輸出を規制する方針を明らかにした。

ヤエヤマイシガメは、石垣島や与那国島などに生息する八重山諸島の固有種で、捕獲が規制されていないほか、日本の許可があれば輸出できるとされている。

ヤエヤマイシガメの生息数は、数十万匹と推定されてきたが、環境省が昨年夏に調査した結果、約3万匹と、大幅に減っていることがわかった。

環境省によると、ヤエヤマイシガメは、中国などで薬膳料理の食材やペットとして人気があり、一昨年6月以降だけでも、約6000匹が輸出されたという。

環境省では、生息数の減少には輸出が影響しているとして、緊急的な措置としてワシントン条約にもとづいて輸出を規制する方針を示し、今月開く専門家会議などで議論したうえで、具体的な規制について検討を進める。
以上、
輸出が制限されれば、その後、輸出価格が高騰すると見られ、(県の許可を取り)養殖して輸出すれば儲かる。

ヤエヤマイシガメ