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太陽系の火星と木星の間に位置する数百万からなる小惑星帯最大の「セレス(Ceres)」(ケレス、準惑星)の表面に、2つ目となる光の点が発見され、米航空宇宙局(NASA)の科学者らはその正体について頭を悩ませている。
NASAの無人探査機「ドーン(Dawn)」は現在、セレスの軌道に入る準備を進めており、同機の調査によってこの光の謎が解明されるかもしれないという。

NASAのニュースリリースによると、Dawnがケレスから約4万6000キロ離れた位置から撮影した画像には、以前発見された明るい点の隣に、やや暗めの点が並んで写っている。この2つの光は同じベイズン(盆地)から発せられているとみられている。 NASAプロジェクト担当者は「火山のような光源を示している可能性がある。だがそうした地質学的な解釈をする前に、より解像度の高い画像が送られてくるのを待った方が良いだろう」と話しているという。

ドーンは4月6日にセレスの軌道上に投入される予定となっており、科学者らは、ドーンがより近い位置にまでセレスに接近し周回することで、謎の光がより高画質で捉えられることを期待している。
ケレスには、水蒸気があることが判明しており、火山の可能性が高いが、もしかすると宇宙人の基地かもしれない。来月6日以降の解析が待たれる。
以上、AFP参照

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