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同社は当期について、半導体製造装置事業は、好調なスマートフォンの販売 やデータセンター向けサーバーの需要拡大、また、モバイル端末の高性能化に伴う端末当たりの半導体搭載量の増加等により、DRAMやNANDフラッシュメ モリー等の電子部品需要は旺盛で、メモリーメーカーの増産投資が継続している。また、ロジック系半導体はは、好調なサーバー需要やパソコンの買い替え需要 に支えられ、設備投資は底堅く推移している。結果、売上高は、5,762億42百万円(前連結会計年度比20.3%増)となった。
なお、当連結会計年度に高生産性型スクラバー洗浄装置「NS300Z」、MRAM等の次世代半導体向けスパッタリング装置「EXIM™」、高生産性型ドライクリーニング装置「Certas LEAGA™」などの新製品を市場に投入した。
FPD(フ ラットパネルディスプレイ)製造装置事業は、中国における大型液晶パネル向け設備投資に加え、モバイル端末向けの中小型液晶パネル需要も伸長し、FPD製 造装置市場は堅調に推移した。結果、売上高は、327億9百万円(前連結会計年度比15.5%増)となったとしている。
以上、
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大手半導体メーカー向けに半導体製造装置を製造しているのは日米蘭くらいであり、同社の売上高により電子製品機器製品市場の今後が占える。
なお、4月28日、半導体製造装置業界第3位の同社と首位の米アプライド・マテリアルとの6月にも予定されていた経営統合が、米司法当局の統合承認が降りず、撤回されることになったと報道されている。
東京エレクトロン 2015年3月期
|
|||
/百万円
|
前期
|
当期
|
伸び率
|
売上高
|
612,170
|
613,124
|
0.2%
|
半導体製造装置
|
478,841
|
576,242
|
20.3%
|
日本
|
76,424
|
87,747
|
14.8%
|
米国
|
104,363
|
135,341
|
29.7%
|
欧州
|
29,636
|
58,768
|
98.3%
|
韓国
|
73,403
|
97,364
|
32.6%
|
台湾
|
130,252
|
139,423
|
7.0%
|
中国
|
48,897
|
39,713
|
-18.8%
|
東南アジア
|
15,865
|
17,883
|
12.7%
|
FPD製造装置
|
28,317
|
32,709
|
15.5%
|
PV製造装置
|
3,805
|
3,617
|
-4.9%
|
電子部品・情報通信機器
|
100,726
|
-
|
|
その他
|
479
|
555
|
15.9%
|
営業利益
|
32,204
|
88,113
|
173.6%
|
経常利益
|
35,487
|
92,949
|
161.9%
|
当期純利益
|
-19,408
|
71,888
|
|
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
12年3月期
|
633,091
|
60,443
|
64,046
|
36,725
|
13年3月期
|
497,299
|
12,548
|
16,696
|
6,076
|
14年3月期
|
612,170
|
32,204
|
35,487
|
-19,408
|
15年3月期
|
613,124
|
88,113
|
92,949
|
71,888
|
15期/14期比
|
0.2%
|
173.6%
|
161.9%
|
-470.4%
|
16年3月期予想
|
675,000
|
112,000
|
112,000
|
79,000
|
16期予想/15期比
|
10.1%
|
27.1%
|
20.5%
|
9.9%
|
半導体製造装置シェアランキング/Annual Repotb:Public Market Informetion
|
||||
1
|
Eteris(統合前提)
|
日米
|
37.0%
|
東京エレクトロンと米アプライドMと2015年6月経営統合
|
2
|
ASML
|
オランダ
|
17.0%
|
露光装置に強い
|
3
|
KLA Tencor
|
米国
|
9.0%
|
ウエハ検査工程に強い
|
4
|
Lam Research
|
米国
|
9.0%
|
ドライエッチング工程に強い
|
5
|
ASM International
|
オランダ
|
5.0%
|
成膜工程に強い
|
6
|
SCREEN
|
日本
|
4.5%
|
ウエハ洗浄装置に強い
|
世界首位の米アプライ・マテリアルと第3位の東京エレクトロンは2015年6月経営統合しEterisとなる。