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ライオンは、洗濯機の「かび臭い」匂いの原因はカビではなく、細菌がつくる硫黄化合物であることを突き止めた。

家庭で2~15年使われた洗濯機14台の内部の空気を袋に集め、カビ臭い匂いの成分を調べると、生ごみに含まれる硫黄化合物だと判明した。

匂いがするのにカビの生えていない洗濯機が2台あったため、洗濯槽の裏側にあるネバネバした汚れを採取、遺伝子解析したところ、マイコバクテリウムという土壌や河川に広く存在する細菌の仲間だとわかったという。

マイコバクテリウム属には、結核菌やライ菌なども含まれ、抗酸菌でもある。

 

ライオンの調査報告書

http://lion-corp.s3.amazonaws.com/uploads/tmg_block_page_image/file/1957/20150430.pdf