sponsored

「日本原カンツリー倶楽部」経営の東中国開発(株)(兵庫県美作市瀬戸276-3、代表:井上義朗)は5月18日、大阪地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、小谷隆幸弁護士(電話06-6363-3328)が選任されている。

負債額は約36億円。

同社は売上不振と償還金問題で経営名行き詰まり、昨年9月、民事再生を申請していたが、今年の4月廃止決定が下されていた。当ゴルフ場は、現在、スポンサーにより運営されている。

 

関連記事
「日本原カンツリー倶楽部」の東中国開発(株)/民事再生申請  岡山県美作
追報:東中国開発(株)/再生手続き開始決定
追報:東中国開発(株)/民事再生廃止

最近の売上高は2億6千万円前後、ゴルフ場経費にはコース維持費がかかり、一般に18Hでも最低4億円前後は必要とされている。
コースは丘陵コースの瀬戸コースと那岐コースの36ホール、会員数は2090名となっている。
日本のバブルの象徴が会員権販売の資金により超高額で開発されたゴルフ場だろう。ゴルフ場の売買は収益還元方式でなされており、大都市圏近隣でない限り二束三文で取引されている。

 どこかに売却するのだろうか?