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NYダウは、9月の利上げ観測が強まる中、前日までの3営業日で300ドル超下落していたが、9日発表された雇用統計にも反発力弱く、値下がりして終わった。良好な雇用統計内容は、逆に9月利上げを確定的にさせるとの市場心理が働いている。
FRBイエレン議長は、利上げのタイミングを労働需給・賃金に焦点を当てているとされる。
ただ、雇用統計を受け、対ドル円は反転している。

<逼迫する労働需給>
米労働省が9日発表した求人労働移動調査(JOLTS)によると、4月の求人件数(季節調整済み)は5.2%増の約540万件となり、統計を開始した2000年12月以来15年ぶりの高水準を記録した。
 労働市場の緩みを示す求人1件当たりの失業者数は1.7人から1.6人に減少、2007年以来の低水準となった。
労働市場が第2・四半期も勢いを維持し、労働市場の緩みが引き続き縮小していることを示唆している。

<原油価格高騰>
一方、原油価格は、米エネルギー情報局(EIA)が9日、米シェール層の原油生産の落ち込みは7月まで続くとのリポートを発表し、急上昇した。
ただ、当レポートでは、米国の原油生産が43年ぶりの高水準になるとの見通しを示している。理由は、未完成の油井に関する作業が進むためとしている。

<東証>
9日の東証は、アメリカの早期利上げ観測などから、前日の欧米市場で株価が下落したことを受け、朝の取引開始直後から売り注文が先行。さらに午後に入ると、中国の悪化した経済指標などから上海などアジアの多くの市場で株価が下落したことを受け、売り注文が膨らみ下げ幅が拡大した。
10日の株価はどうなることやら。
SGXでは15円高と、昨日の急落の反動はほとんどない見方となっている。

9日・日経平均
▲360.89円
20,096.30円
9日NY市場
ダウ平均
▲2.51$
17,764.04$
対ドル円
▲0.05円
124.27円
対ユーロ円
▲0.09円
140.18円
WTI原油先物
2.51$
60.65$
SGX日経平均
15
20,120円