地場食品スーパー経営の宇治田（株）（和歌山市古屋８２－１、代表：宇治田啓造）は５月２９日、申請処理を石津剛彦弁護士（電話０７３－４２５－７８００）に一任して、和歌山地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。

負債額は約１５億円。

同社は、同業他社の進出で競争が激しくなる中、昨春、超大型商業施設のイオンモール和歌山が和歌山大学近くに開業し、同社は打撃を受け、不採算店の閉鎖など行っていたが、窮し今回の事態に至った。

採算の取れている店舗だけが残れば再生は可能。