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投稿者 = ヤリスギ沖縄

翁長雄志論功行賞人事が闊歩する沖縄

県知事翁長雄志の恐るべき沖縄独裁政治の序章

基礎知識1: 翁長県政の誕生

昨年11月の沖縄県知事選挙で、翁長雄志が得票数約36万票、次点の仲井眞弘多前知事に10万票もの大差で勝利した。県内マスコミではあたかも沖縄全体 の意見を代表し、かつ県下における人心を掌握しているかのような扱いだ。しかし、実際の翁長の得票率は、全有権者1,098,337人の33%程度に過ぎ ず、全得票総数699,164票の51.7%の獲得であり、ギリギリ過半数を占めている実態を伝える報道はない。投票率64.13%は前回比3.27ポイ ントのプラスだが、これほど注目された選挙であるにもかかわらず、翁長の得票を上回る約39.9万人もの有権者が棄権していることは、今の政治不信を反映 しているといえ、これは県政与野党問わず政治離れが著しいという事実でもある。

就任以来、一貫して普天間飛行場の辺野古移設問題だけが注目される沖縄県知事翁長雄志。その他の政策は仲井眞弘多前知事の21世紀ビジョンを継承するとい うことであり、何ら特筆すべきものはない。肝心の経済政策や福祉政策が基地問題に忙殺されて後手に回っている実情を、勇気をもって指摘する者がいないここ 沖縄。そう、沖縄県は翁長雄志とその一派に配慮するあまり、言論が封じ込められてしまったのだ。その最たる現象は、皆が注目する沖縄観光コンベンション ビューローをはじめとする、去る知事選における論功行賞人事だ。
次回からはその土台となっているマスコミ連携など、一つ一つを改めてお伝えし、読者の皆さんへ問題を提起していきたい。