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気象庁によれば、活発な前線の影響で、西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、熊本県と長崎県などには発達した雨雲がかかり続けている。

午前10時までの1時間には、長崎県の雲仙岳で57ミリ、熊本県山都町で52.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、熊本県甲佐町で47.5ミリの激しい雨が観測された。

熊本県と長崎県では、10日の降り始めからの雨量が多いところで200ミリを超え、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、避難の判断の目安とされる「土砂災害警戒情報」が発表されている地域もある。

また、熊本県では川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている地域も。

大気の不安定な状態はこのあとも続く見込みで、九州では11日夕方にかけて、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあると、気象庁は、土砂災害や川の氾濫、それに低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけている。

以上報道より抜粋