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温泉などの施設で「入れ墨・タトゥー」を入れた旅行者が入浴を断られ、戸惑いの声が上がっていることから、観光庁は、全国の宿泊施設を対象にトラブルの有無などのアンケート調査を行って今後の対応を検討すると発表した。

一般的に日本の入浴施設では「入れ墨・タトゥー」を入れた人の入浴を断っているところが多い。

ニュージーランドの先住民族の女性が北海道の温泉施設で入れ墨を理由に入浴を拒否されたといった、外国人旅行者が入浴を断られるケースもあり、戸惑いの声が上がっているということで、観光庁は調査に踏み切った。

対象は、全国の旅館やホテル合わせておよそ3700か所の宿泊施設。

今月からアンケート形式で調査を行ういということで、その結果を受け今後の対応を検討することのこと。

観光庁の久保成人長官は、「外国人旅行者はファッションや民族的習慣で、入れ墨・タトゥーを入れている人がいる。温泉は外国人旅行者が日本人の暮らしや文化を知るうえで重要な観光資源なので、実態を把握し対応を検討したい」と述べた。

しかし、脅すための入れ墨とファッションのそれをどう区別するつもりなのか。