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6月18日夕方、鹿児島県薩摩川内市内の県道を走行していた警察の捜査車両が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。双方の車両が中破したが、人的な被害は無かった。
鹿児島県警・薩摩川内署によると、現場は薩摩川内市永利町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。同署の捜査車両は左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破したが、乗用車を運転していた同市内に在住する57歳の女性と同乗者2人、捜査車両を運転していた26歳の男性巡査長にケガはなかった。
警察では巡査長から事情を聞いているが、聴取に対しては「助手席に置いていたバッグが気になり、脇見をしてしまった」などと供述しているようだ。事故当時は1人で乗務していた。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
以上、

警察の捜査車両は中型車のそれも特別仕様となっており、中破しても乗車員に問題はないだろうが、対向車の車はそれなりに安全対策が施された車と見られる。そうでなければ、警察車両は中型、相手がコンパクトカーや軽車両では力学的にも大きな損傷を受け大破に至るだろう。ケガ人なく不幸中の幸いだったようだ。