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買収やらペッパー君やら話題に事欠かないソフトバンクであるが、同社は、原発を発電させることから太陽光発電は邪魔になりもう要らないとする日本政府に見切りを付け、インドで大規模メガソーラー発電事業に参入する。

ソフトバンクの孫正義社長は22日、インドの首都ニューデリーを訪問し、モディ政権が深刻な電力不足を解消するため進める太陽光発電事業に2兆円規模の投資を行い、再生可能エネルギーの普及に取り組む計画を明らかにした。
それによると、ソフトバンクはインドの財閥などと新たに合弁会社を作り、インドの太陽光発電事業に今後10年以内で日本円で2兆円規模の投資を行い、20ギガワットの発電を目指すとしている。

インドのモディ政権は、深刻な電力不足の解消のため、日照に恵まれた環境を生かし太陽光発電の普及を進める計画で、2022年までに太陽光発電の発電量を現在の30倍余りの100ギガワットまで増やすことにしている。

孫社長は「インドは太陽光発電が世界最大となる可能性がある。政権の計画を後押しし、インドが再生可能エネルギーのハブとなるよう後押ししたい」と述べ、将来的には発電だけでなく、発電機器の現地生産などにも取り組む考えを示した。
ソフトバンクは、日本の国内でも大規模な太陽光発電の事業を進めていて、そのノウハウも生かして、世界有数の温室効果ガスの排出国のインドで再生可能エネルギーの普及をどこまで後押しできるか注目される。
以上、

昔スズキがインドの日本へ自動車産業の誘致を要請したが、どこも手を上げず、3番手のスズキが出て行った。いまやインドの自動車シェアの半分を有している。VWとスズキは過去提携していたが、いまや関係ないことから、VWが所有しているスズキ株をスズキが買い戻すとしたが、VWですらインド市場のスズキ欲しさに、そのまま所有するとダダをこねているほどだ。
ソフトバンクもモディ政権をこうした後押しをする見返りは非常に大きなものになると思われる。