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大手下着メーカーの「グンゼ」は、岡山県倉吉市で約80年にわたって操業してきた子会社の「倉吉グンゼ」を、経営不振のため、今年11月に閉鎖することを決定した。約70人の従業員は全員解雇する。

「倉吉グンゼ」は、昭和60年に設立、主に女性用の下着を製造してきたが、安価な海外製品に押されて売り上げが減少、経営不振に陥っていた。

「倉吉グンゼ」の前身は、昭和8年操業の「郡是製糸倉吉工場」で、最も多かったときには約400人の従業員を抱えるなど、地域産業をけん引してきた。
倉吉市では、従業員の再就職を支援する相談窓口の設置などを検討することにしている。