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今や、どっちにしても煮え切らないギリシャ問題より、中国株の動向が世界から注目されている。中国では経済低迷により昨秋から金融緩和措置が取られ続け、株価が6月12日までに2.5倍に急騰した。
し かし、それをピークに3週間で3割も激落し、株価を支えるため政府当局は、先月末から更なる金融緩和や規制緩和に入ったものの、ほとんど無反応で下がり続 け、中国政府は業を煮やし、国家総動員で株価の押上げを図った。しかし、8日はその効果はなく再び下落、当局は怒り狂いもうヒステリー状態、株式市場を強 姦(現生投資)して値を上げさせた。9日と10日の2日間で見事8日の終値から10.56%上昇させた。
しかし、こうした株式市場の強姦はいつまでも続けられるものではなく、今回の当局の強姦介入に主たる投資家の個人投資家が安心感を示し、今後買いに入るか、少々上がったところで売りに逃げるか、約2割の個人投資家の信用取引も含め個人投資家は多くの損失を抱えているとされ、今週の相場が注目される。
今週は市場介入した当局がどの水準で落ち着かせるのか、投資家とのパワーゲームとなっており、一刻一刻が注目されるところである。
日本の株価は、今や中国株に左右されている。
本日はどうなることやら、NYダウはギリシャ問題の最終決定が先送りされ、中国株も堅調だったことから大きく値上っており、SGX日経平均も170円高の20,000円の取引となっている。
こうしたことから、上げからスタートするが、中国市場の状況次第では、大きく下げるか、大きく下げてしまう可能性もある。
10日・NYダウ平均
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211.79$
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17760.41$
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10日・日経平均
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▲75.67円
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19779.83円
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対ドル円(7時39分)
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▲0.20円
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122.54円
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対ユーロ円(7時39分)
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0.16円
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136.35円
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WTI原油先物
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▲0.67$
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52.07$
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SGX日経平均
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170円
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20,000円
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上海総合指数
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7月10日
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168.47P
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3,877.80P
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7月20日
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202.14P
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3,709.33P
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7月8日
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▲219.33P
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3,507.19P
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6月12日ピーク
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5,166.35P
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