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養殖業者の高島漁業(株)(愛媛県西予市三瓶町下泊2702-2、代表:井上むつみ)は7月3日、松山地裁大洲支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、高田優子弁護士(電話0895-28-7910)が選任されている。

負債額は約4億5千万円。

円高時は、ウォン安の韓国からヒラメなど養殖魚が大量に流入し魚価低迷、その後円安になっても韓国から養殖高級魚が入り、外食産業の不振もあり、さらに魚価低迷。不況から魚離れも進み、一方、養殖魚の餌代は円安などで高騰しコスト高に、養殖業者はいずれも採算性を悪化させている。

そうしたなか、ハマチ、タイ、ヒラメを養殖していた同社は行き詰った。