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自衛隊16日午後5時半ごろ、滋賀県高島市今津町保坂の住宅で、屋根と天井を貫通した銃弾1発が2階の部屋に落ちているのに住人が気付き、県警高島署などに通報した。
銃弾は、この住宅の南東500メートルにある陸上自衛隊・饗庭野演習場で射撃訓練中に発射された流れ弾だったことが、同署や陸自の調べで判明した。
同署は、訓練の方法に問題がなかったかどうかなどを詳しく調べている。

同署によると、銃弾は口径12ミリ、長さ6センチ。同日午後1時半ごろ、屋根の方から「パシッ」という音がしたのを住人が聞いていたという。屋根瓦が割れ、天井に2センチほどの穴が開いていた。住宅は2階建てで3人暮らし。3人にけがはなかった。
口径からして、住友重機械がライセンス生産し陸上自衛隊に納品している車載機関銃「ブローニング12.7mm重機関銃M2」から発射された可能性が高い。有効射程は2キロ、最大射程は6,770mとされている。

演習場を広くするか、演習用ではそれなりしか飛ばないようにする必要があり、また、安倍首相や創価学会の号令で、海外の戦場で使用する時は、正規に飛ぶ銃弾を装填すればよい。