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ケイタ・マルヤマブランドの(株)テトラスター(東京都港区南青山4-25-10)は7月22日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、福崎真也弁護士(電話03-5211-5711)が選任されている。

元伊勢丹のカリスマバイヤーの藤巻幸夫氏が設立したケイタ・マルヤマブランドの直営店運営と商品企画など行っていた会社。百貨店などへの直営店出店で借り入れが大きくなる中、不況により、安価なファストファッションが主流となり、店舗の売上は5億円の頭打ちとなり、その後減少していた。

そうしたことから、店舗を百貨店などへ譲渡し、企画やOEMに徹する動きをしていたが、今年3月藤巻幸夫氏が病気で亡くなり、同社の動向が注目されていた。

新生JALのユニフォームデザインで知られるデザイナーで同社取締役の丸山敬太氏はその後も代表にはなっていなかった。