既報。７月８日に事業停止した、陶芸品卸の加藤工芸（株）（所在地：愛知県名古屋市守山区鳥神町＊＊＊　）は７月３０日、名古屋地裁において破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は約10億５千万円。

破産管財人には、池田桂子弁護士が選任されている。

破産債権の届出期間は平成２７年８月３１日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成２７年１０月２９日午前１０時５５分。

関連記事
加藤工芸（株）／自己破産へ

同社は、有名キャラクターのノベルティ陶芸品や樹脂製品を扱っていたが、不況が続いた中、アベノミクスが追い討ちをかけ親のゆとりがなくなり、子供のお小遣いが減り続け売れず、卸も不振となっていた。

同社が扱っていた人気有名キャラクターの商品は、ディズニー、スヌーピー、ムーミン、ハローキティのサンリオ、ピーターラビット、ローズ・オニールキューピー、くまのがっこうなどの陶器・樹脂製品およびファンシー商品。

庶民の懐は本当に現実は厳しいようだ。値上がりばかりで美しい日本どころではない。