sponsored

内閣府が、商店主やタクシー運転手らに景気の実感を尋ねた7月の景気ウォッチャー調査を10日発表した。景気の現状を示す指数が前月より0.6ポイント上がって51・6となった。改善は3ヶ月ぶり。

夏のボーナスの支給が増えた影響に加えて、中国人など外国人観光客の消費好調、酷暑でエアコンの販売回復などが影響している。
基調判断は5ヶ月連続で「緩やかな回復基調が続いている」とした。

ただ、2~3ヶ月先の見通しを示す指数は、前月より1.6ポイント下がって51.9となった。
悪化は2ヶ月連続。円安に伴う輸入物価上昇の懸念や、中国経済の減速の影響を不安視する声が多いという。

企業にあっては、7月からは原油安効果も前年比で薄れていく。また、10月からは超円安効果もなくなる。中国経済は低迷している。

0811_01.jpg