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米インターネット検索大手グーグルは、自動運転車開発部門のトップに自動車情報サイトを運営するトゥルーカーの社長で現代自動車北米部門の最高経営責任者(CEO)を務めたジョン・クラフチック氏を起用すると発表した。9月下旬に就任する。
グーグルが公表した声明によると、2009年から責任者を務めてきたクリス・アームソン氏は技術面の担当として引き続きプロジェクトにとどまる。

ジョン・クラフチック氏はMIT暦、トヨタ生産方式を最良の生産方式と認知していた。2008年に現代自動車の北米部門の最高責任者に就任、アメリカでのトヨタタタキや東日本大震災における生産ダウンなどで落ち込んだトヨタの代わりに、現代自動車の売上高や知名度を飛躍的に高めた。 

しかし、2013年にはトヨタが巻き返しをはかり現代自動車は販売苦戦、2013年12月解任されていた。解任は表面的には北米での車の安全対策が不十分だったとされている。現代自動車にとっては、5年もいたら、軋轢も生じていたと思われる。
MIT時代から世界の車工場を視察するなど車大好き人間だったようだ。