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日本トライアスロン連合は29日、東京都内で理事会を開き、相次ぐ競技中の死亡事故を受けて各都道府県の加盟団体、大会主催者などに対策を求める緊急要請を行った。
特に海、湖などで実施する水泳について「リスクをあらためて重く受け止め、対策を講じることを切にお願い申し上げます」と要望した。
同連合によると、今夏の国内大会で6人が心不全などで死亡した。

水泳と自転車、ランニングを組み合わせたトライアスロンは健康志向の高まりで、競技愛好者が増えている。
 健康管理の医師によれば、年齢では40代・50代が危険とされている。まだ若いと思ってがんばっても体の内部がついていけないようだ。日頃の訓練で体内から強化しておく必要があり、本人しか分からない健康状態にも本人が留意するしかない。出場辞退や体力やコンディションに合わせゆっくり完走することも必要だろう。命あってのトライアスロン。

2015年7月、鶴岡市の「温海トライアスロン大会」で開業医死亡
2015年7月、米子市の「第35回全日本トライアスロン皆生大会」で医師死亡
2014年9月、岩国市の「MCAS岩国トライアスロン大会」で会社員死亡。