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千葉県警察本部が一昨年までの10年間にまとめた交通死亡事故の統計に、約160件が計上されていなかったことが内部調査で判明した。
「交通事故による死亡」と医師が書いた死体検案書に警察官が事故減らしのためか意識的に手を加え「病死」としたケースもあり、関係した警察官の処分を検討している。

これは、NHKが昨年、千葉県内で起きた交通死亡事故について調査や取材を行ったところ、一昨年の3年間での死亡事故の件数が統計に少なく計上されていた疑いがあることが分かり、千葉県警察本部は全面的な調査を行うことを表明し、内部調査を進め他結果判明した。

その結果、平成16年から一昨年までの10年間で、発生直後は死亡事故として取り扱われたものの、その後、病死や自殺などとされて統計に計上されなかった死亡事故が、合わせて約160件もあったという。

千葉県警察本部は、この多くは当時の判断に修正が必要になったもので、不正ではないとしているが、中には、「交通事故による死亡」と医師が書いた死体検案書に警察官が手を加えて「病死」とするなど、警察官による改ざんも確認されたとしている。

千葉県の昨年1年間の交通死亡による死者数は、全国でワースト3位と死亡事故が多発していて、千葉県警察本部は事故の件数を意識的に減らしたものと見られる。

千葉県警察本部は10年分の統計を修正するとともに、関係した警察官の処分を検討している。
以上、NHK参考
しかし、本当に処分されるべきは、現場の警察官を他人事に言う県警本部の上層部たちだろう。警察官にも指導・教育がなっていないことの証であり、その責任は重い。
 千葉県警のでたらめぶりが垣間見えてくる。