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今年から梅田―難波までの4キロとなる大阪市の繁華街を貫く御堂筋のイチョウ並木の「御堂筋イルミネーション」、その費用約3億4千万円の負担でもめている。
 元々、(当時)橋下府知事が「御堂筋イルミは集まった寄付に見合った規模でやろう」と2008年から始めた事業。
 それが、いつの間にか、経済団体や大阪府のほか大阪市も負担する大掛かりなものになっていった。
それも今年は橋下市長の一声で1キロ延伸、梅田から難波までの4キロ通しとなる。延伸分の費
用は国の地方創生交付金を充てるが、運営費は市と府が負担する。当事業の今回分は3億37
百万円かかる。大阪府では寄付金では足りなくなり、その負担増の捻出に困り果てているという。

御堂筋イルミネーション負担構成
/万円
大阪府
大阪市
基金
梅田
 
 
 
4,250
4,250
 
淀屋橋
 
 
 
5,800
 
5,800
長堀通
 
 
 
3,400
6,800
3,400
難波
 
 
 
合計
13,450
11,050
9,200
負担率
39.9%
32.8%
27.3%
 
それも「御堂筋イルミネーション」が好調なことから、気を良くした橋下市長は、「大阪・光の饗宴」をテーマに、「OSAKA光のルネサンス」、「グランフロント大阪」「なんばパークス」などの市や民間が行っている冬のイルミネーションイベントを継続していく方針を打ち出しており、その負担も府に求められるという。
そうなれば、府の負担は2倍になり、寄付金では到底賄えず、その捻出に苦慮しているという。
以上、
イルミネーションの運営費を寄付した企業名をその該当分だけ、電飾で付けたらいかがだろうか。予算もないのに、格好ばかりにこだわるべきではなかろう。