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スマホゲーム「青の祓魔師」の(株)ネクストリー(東京都中央区東日本橋3-9-8、代表:岩田昌之)と関連ALITO(株)(同、同)、(株)eエージェ ント(同、同)の3社は11月2日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、服部誠弁護士(電話 03-3273-2600)が選任されている。

負債額はネクストリーが約3億5千万円、ALITOが約3億5千万円、eエージェントが約2億円。

同社は、有名なアニメやマンガの版権を有し、スマートフォンアプリ向けソーシャルゲームを開発してきた。これまでの開発ゲームでは「青の祓魔師」、「ひみつのアッコちゃん」、「魔法少女まどか☆マギカ」、「ビビットレッド・オペレーション」「ハヤテのごとく!」などをMobageやGreeなどのプラットフォームで提供していた。

しかし、近年はヒット作もなく、ゲーム開発に大きな負担を要することから資金繰りが悪化していた。そうしたなか、今年9月に預金が差し押さえられ、先行きの見通しがたたず、今回の事態となった。