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三菱自動車工業は、開発中の新型車で、燃費を左右する車の重量が想定より重くなるおそれがあったにもかかわらず、社内で適切に報告せず、開発に遅れが出たとして、開発担当の管理職2人を諭旨退職とするなど処分したほか、相川哲郎社長が役員報酬の一部を自主的に返上していたことが分かった。

三 菱自によると、来年の発売を目指していた多目的スポーツ車について、車体の重量が想定よりも重くなるおそれがあったことが、開発の途中で分かったという。

車が重くなると、燃費が悪くなるうえ、生産コストにも影響が出るため、開発を一部やり直すことになり、新型車の発売は1年程度遅れる見込みとなった。さら に、社内調査では、車の重量に

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