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世界気象機関(WMO)は16日、異常気象をもたらすとされるエルニーニョ現象が年末までに強まり、過去最大規模になるとの見通しを示した。
既に強力でかつ成長した段階にあり、15年強ぶりの強さに発達しているという。
WMO のミシェル・ジャロ事務局長は、世界的にエルニーニョに対する備えは以前より整っており、過去に大きな被害を受けた国は農業、漁業、利水、健康などの面で 準備を進めていると述べた。 ただ、気候変動や温暖化で地球の環境は大きく変化し、エルニーニョ現象も過去にはあり得ない規模になっていると警戒を促し た。

WMOの発表文(英語)
https://www.wmo.int/

気象庁も11月10日、「太平洋赤道域の海面水温は日付変更線付近から南米沿岸にかけて平年よりかなり高い」と発表している。

気象庁のエルニーニュについての発表文(日本語)
http://www.data.jma.go.jp/