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同社の中間決算は、昭和61年の創業以来最も大きい▲14億円の赤字となった。
ワタミの渡邊オーナーは、社員やバイトまでもオーナーとまったく同じ考え方で仕事をすべしとして、旧態然の自身の精神論の強圧経営で上り詰め、調子に乗り国会議員にまでなっているが、ブラック問題の矢面に立たされ、顧客離れを引き起こし、経営を悪化させている。
経営者と同額の報酬をくれるならば経営者と同じ考えで仕事をすることもいとわない人たちも多かろうが、低賃金のうえサービス残業させてきた天罰が同社を襲っているといえよう。同社で働く人たちはそこいらへんにいる人たちとなんら変わらない普通の人たちであり、決してワタミからよその会社より厚遇されていたものではない。
企業は経営者しだいであり、今の世、オーナーの精神論の強圧経営では、経営自体が長続きしないことはとっくの昔に立証されている。オーナーは呑気に国会議員などやっている暇はないだろう。目先を変えても大きな顧客離反の流れは変わらない。
なお、ワタミは介護事業を12月1日損保ジャパン日本興亜ホールディングスに売却することを決定しており、今期予想収益では、その特別利益が計上される。
ワタミ 第2四半期決算
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決算方式→
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日本基準
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IFRS
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米基準
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
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経常利益
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株主利益
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15/3期Q2
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77,701
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-1,039
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-1,744
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-4,114
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16/3期Q2
|
69,639
|
-1,416
|
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-2,088
|
-2,069
|
16Q2/15Q2比
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-10.4%
|
36.3%
|
|
19.7%
|
-49.7%
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16/3期予想
|
127,000
|
0
|
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-800
|
13,000
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16期予/15比
|
-18.2%
|
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15/3期実績
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155,310
|
-2,072
|
-1.3%
|
-3,406
|
-12,857
|
14/3期実績
|
163,155
|
2,946
|
1.8%
|
2,133
|
-4,912
|
13/3期実績
|
157,765
|
9,259
|
5.9%
|
8,021
|
3,540
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