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愛知県は18日、カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)が廃棄を委託した冷凍ビーフカツが不正に横流しされた問題を受け、廃棄物処理法に基づき県内の産業廃棄物処理業54社への立ち入り検査を始めた。
数日かけて工場などを抜き打ち検査し、食品製造業者から出た肉や野菜のかすなど食材の廃棄物が適正に処分されているかを調べる。

 壱番屋は、昨年10月、冷凍ビーフカツ約4万枚に異物混入の疑いがあるとして産廃処理業ダイコー(同県稲沢市)に処理を依頼。その大半の横流しを受けた業者「みのりフーズ」の冷凍室からは、壱番屋のカツ4種類の他、焼鳥用モモ肉や骨付フライドチキンなどが見つかっている。