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「箱根湯本ホテル」元経営会社の箱根湯本ホテル(株)(神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋184、代表清算人:齋藤佳克)は2月10日、横浜地裁小田原支部において、特別清算の開始決定を受けた。

 負債額は約30億円。

同社は、バブル崩壊後、長引いた不況により売上不振が続き、その後も東日本大震災による放射能飛散問題からの集客減、箱根山の火山活動の活発化により、さらに経営悪化し、2014年12月に金融機関の支援の下、新会社に事業承継させるため会社分割していた。昨年6月、新(株)箱根湯本ホテルに事業を承継させ、同社は解散を決議していた。