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9日の日本の株価予想は、NY市場で悪化材料が3拍子揃い踏み、再び暴落が予想される。
1、NYダウは、一時347ドル値下がりしたが、その後上昇に転じ、結果、▲177ドル安、▲1.10%安で取引を終えた。8日のNYダウは、欧州株価が 下げた影響が大きかった。英国が▲2.71%下げ、ドイツが▲3.30%も下げていた。世界同時株安の傾向が強まっている。
2、円高は、雇用者数の悪化に伴い米国利上げが遠のいたことによるものと原油安の逃避からリスク資産離れが生じ円買いに走っていることによるもの。NYダウは大きく戻したものの、為替相場は世界中の為替で円高が生じたままとなっている。
3、原油価格(WTI)は、もはや処分損も出してでも、値下がりリスクから逃れようとする動きが活発となり、原油価格を押し下げている。原油価格もドルと同様に売られ、再び30ドルを一時割り込んだ。
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<原油価格大幅下落でシェールガス生産会社苦境に>
8日午前のNY株式市場で、米天然ガス掘削会社、チェサピーク・エナジーの株価が急落。これまでも縮小するキャッシュフローを守ろうと人員や配当の削減を進めてきた同社だが、債務再編に向け法律事務所を雇ったと報じられ、売りが殺到した。NY時間午前9時45分時点で、チェサピーク株価は前週末比40%安の1.83ドル。ザラ場としては2000年1月以来の安値に急落した。
自己中のサウジの思惑通り、いよいよ、米国のシェールオイル・ガス会社の淘汰が本格化しそうだ。
しかし、これまでのサウジの代償は大きく、昨年6月までの価格には当分戻りそうもないどころか、世界経済低迷で50ドルまでが関の山だろうとの見方が支配的になってきている。
2月8日の株価
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価格指数
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前日比
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前日比
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NYダウ(2月5日)
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終値 $
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16,204.97
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-211.61
|
-1.29%
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NYダウ(2月8日)
|
終値 $
|
16,027.05
|
-177.92
|
-1.10%
|
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最高
|
16,147.51
|
16,147.51
|
|
|
最低
|
15,857.76
|
15,803.55
|
|
日経平均(2月5日)
|
終値 \
|
16,819.59
|
-225.40
|
-1.32%
|
日経平均(2月8日)
|
終値 \
|
17,004.30
|
184.71
|
1.10%
|
|
最高
|
17,099.01
|
|
|
|
最低
|
16,552.30
|
|
|
上海総合指数(2月5日)
|
指数
|
2,763.49
|
-17.53
|
-0.63%
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春節でお休み
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2月8日
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対ドル円(米時間)NY
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終値 \
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115.73
|
円高
|
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|
最高
|
117.53
|
|
|
|
最低
|
115.18
|
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|
対ユーロ円(日本時間)
|
|
129.56
|
円高
|
午前6時15分
|
原油WTI先物(米時間)
|
終値
|
30.11
|
原油安
|
|
|
最高
|
31.38
|
|
|
|
最低
|
29.58
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SGX日経平均
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16,330.00
|
▲660円安
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