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既報。1月19日に松山地裁西条支部へ民事再生法の適用申請をした、精密機械部品製造の(株)テラマチ(所在地:愛媛県西条市丹原町池田*** )は2月4日、松山地裁西条支部において再生手続きの開始決定を受けました。

申請時の負債額は約30億円。

再生債権の届出期間は平成28年3月30日まで、再生債権の一般調査期間は平成28年4月27日から平成28年5月11日まで。

事件番号は平成28年(再)第1号となっています。

 

既報記事
下町ロケットの(株)テラマチ(愛媛)/民事再生申請

 同社は昭和8年に螺子製造会社として創業、その後、精密機械部品製造を行い、平成24年3月期には約44億円の売上高を計上していた。しかし、リーマン ショックにより受注環境が激変、受注減少などから採算性が悪化、平成27年3月期には約12億円の売上高まで落ち、赤字経営を余儀なくされるようになって いた。

同社は、小惑星探査機「はやぶさ2」の部品加工に携わるなど、地方にありながら、下町ロケットを地で行っていたが、現実は厳しかった。

技術を持つだけに再生してもらいたいものだ。