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三菱地所が販売した名古屋市千種区の分譲マンション「フォレスト東山パークハウス」(5棟計128戸、名古屋市千種区星が丘元町12番21号)で、耐震用の「スリット」約550ヶ所のうち、6割に近い314ヶ所に問題があった。
一部が、建築図面通りに施工されていなかったことが25日、同社などへの取材で分かったと報道されている。
三菱地所は管理組合側に対し、施工不良を認める説明をしたほか、名古屋市にも報告したという。

 三菱地所や名古屋市によると、スリットは建物の柱と壁の間などに隙間を作ることで建物の損壊を防ぐ。深さ不足などの施工不良もあるという。
 同社は、建物の安全性に重大な悪影響はないが、既に補修作業に着手している。迷惑をかけ、申し訳けないとしている。
 同マンションは2001~03年に建設され、地上7階地下3階建て。管理組合が2年前に実施した定期修繕工事の際、発見した。
施工は、安藤ハザマ建設共同企業体(現在の安藤・間)。

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