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世界最大のスポーツ用品メーカーの米ナイキは、英イングランド・プレミアリーグに属するチェルシーとのアパレル契約に合意した。

ナイキが2017年から少なくとも10年にわたりユニホームを提供し年間で最大6000万ポンド(約95億円)を支払う内容で、同リーグでは2番目に大きな規模となる。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  チェルシーは、ナイキとの契約合意にあたり、ドイツのアディダスと結んでいた2億9000万ポンド相当の10年契約を解消する必要があった。

契約破棄のためチェルシーは5000万ユーロ強(約61億6200万円)をアディダスに支払った。この契約に基づき、一定の期間が過ぎるまで新たな契約の発表は禁じられている。

ロシアの富豪、ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーとなった2003年以来、チェルシーはプレミアリーグで4回優勝したほか、欧州チャンピオンズリーグも制し、特にアジアなど世界中でファンベースが拡大した。2015年には横浜ゴムが年間4000万ポンドで期間5年のメーンスポンサー契約を結んでいる。