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元メガネ店「弐萬圓堂」展開の(株)メガネセンター(宮城県仙台市泉区泉中央1-23-5、代表清算人:岩崎晃弁護士)は5月11日、東京地方裁判所において、特別清算の開始決定を受けた。

同社は、昭和47年創業のメガネのディスカウントストア「メガネセンター」の経営会社。その後店舗名を「弐萬圓堂」に変更、価格を2万円均一にして、ピーク時には東北から全国に200店以上展開していた。

リーマン・ショックの影響前のピークの2008年9期には60億円近い売上高を計上していた。

しかし、リーマン・ショック後になると競合店の1.5万円均一や1万円均一店舗が展開し競合、消費不況もあり、また東日本大震災における店舗被害もあり、売上不振、経営不振に陥り、不採算店の閉鎖を敢行、それに伴い、大幅赤字を計上して債務超過に陥った。売上高もピーク時の1/3以下まで減少、自力再建を断念して法律も基づき設立された(株)地域経済活性化支援機構に支援を求めた。同社は会社分割して、「弐萬圓堂」の事業を同機構が出資する投資ファンドのアコール(株)に譲渡、同社は旧名の(株)メガネセンターに商号変更し昨年7月解散を決議していた。